コストの削減、パフォーマンスと俊敏性の向上などを目的にAmazon Web Services(AWS)の利用は急増している。それらのメリットを最大化するために忘れてはならないのが、ユーザー拠点やユーザーのシステムが稼働するデータセンターとAWSとの接続環境である。
この接続方法の選択肢には、「インターネットVPN接続」と「専用ネットワーク接続」がある。前者のインターネットを介したVPNでは、容易に利用が可能だが、接続品質は回線状況に依存するため通信が安定せず、データが盗まれるリスクもあり、クラウドサービス利用時には注意が必要である。しかし、これらの課題を解決するのが、後者の専用ネットワーク接続だ。
本資料では、AWSとの接続でよく用いられる専用ネットワーク「AWS Direct Connect」の概要とともに、「ユーザー拠点とAWS上の社内システムへの接続」や「データ移行のための接続」といったシーン別のAWS Direct Connect活用事例を解説する。大容量データを高速で扱う、あるいはセキュリティを重視するAWSユーザーは、ぜひ本資料を確認してほしい。