海外とのやりとりが日常的に発生する大手総合商社の三菱商事。英語の運用能力が必須の同社では、バイリンガル、トリリンガルという社員も珍しくはない。そんな同社が新技術を活用して業務の生産性向上を図るという方針の下、導入したさまざまなシステムやツールの中の1つが、機械翻訳だった。
外国語を運用できるといっても母語レベルにないならツールの活用で効率を上げる、あるいは文書などを共有するための翻訳にかかる時間を短縮する、これらが実現できれば十分に生産性の向上は図られるとの判断から導入の検討に入った。最初はトライアル利用だったが、現在は正式に導入され、同社に加えて海外現地法人や国内外事業投資先の社員にまで利用を拡大している。
社員からは「翻訳が自然」「使い方が直感的で分かりやすい」「翻訳速度が速い」といった声が上がる他、「翻訳処理は全て国内サーバで完結」「データは翻訳終了後に自動削除」といったセキュリティの面でも評価されている。本資料では、同社の事例を通じて、多言語コミュニケーション環境を変えた翻訳ツールを詳しく見ていく。