ID管理システムの導入ハードルは高い？　今から考える適切なID管理

　内部統制対策を背景に、ID統合管理システムが注目されている。ID管理システムはユーザーIDを集約し、各システムのユーザーIDを自動的に登録／変更／削除するというものだ。ユーザーIDはポリシーに従って登録されるため、ユーザーIDには適切なアクセス権限が付与される。また、「ユーザーIDがポリシー通りに登録されているか」「退職者IDの削除忘れがないか」などを定期的にチェック／レポーティングできる機能が実装されている製品もあり、監査の際には有効な手段となる。

　しかし、現状のID体系や源泉システム（人事システムなど）、管理対象システムの各調査はもちろん、要件定義や設計、製品ライセンスやサーバの購入、サーバ構築など、ID管理システムの導入には大きな負担がかかる。本ホワイトペーパーでは、上記のような負担を抑えるポイントをID統合管理システム「ID Admin」を中心に簡単に紹介する。