SIer大手のNTTデータでは、グループ全体で14万超の社員を有し、55の国や地域でサービスを展開している。そんな同社で課題となっていたのが、グローバル全体でのセキュリティレベルの底上げだ。2018年当時、北米現地法人では既にリモートワークが普及し、日本でもクラウドが普及し始めており、従来の境界型防御では不十分と判断されたことから、ゼロトラストへのシフトが決断された。
特に重要視されたエンドポイント保護製品の選定においては、グローバル調達が可能なことと、性能/機能が優れていることの2つが焦点となった。そして最終的に選ばれたのが、NGAV(次世代アンチウイルス)から脆弱性管理まで、1つのプラットフォームに多くの機能が実装され、マルチOSにも対応したソリューションだ。
これを活用し、高い技術力を生かして独自のセキュリティ運用体制を構築した同社では、導入後約2年が経過しても、侵入インシデントは発生していない。また自由度と生産性を確保しつつ安全に働ける環境が整備され、「業務を妨げず使い勝手が良い」とユーザーから評価されるなど、多くの効果が生まれている。本資料で、その実力を詳しく見ていこう。