国内中小企業のクラウド利用状況から見る、IT人材不足でもAWSを導入する方法

　デジタルトランスフォーメーション（DX）を進める上で、クラウドの導入は避けて通れない。実際、総務省の調査によれば、2020年には68.7％の企業がクラウドを利用している。しかし、企業規模の違いによってこの状況は異なり、資本金が少なくなるにつれてクラウド利用は減少傾向にあり、資本金1000万円未満の中小企業では44.2％にとどまっている。

　この背景には、中小企業はIT人材が不足しがちで、現状のシステム運用だけで手いっぱいになっていることがあるようだ。だからこそ、老朽化したシステムに依存している中小企業ほど、クラウド活用のメリットは大きい。クラウドであれば、システム導入時の初期費用が抑えられる上、システムの追加や拡張も容易に行えるようになるのだ。

　ただし、導入に当たっては幾つか注意が必要だ。まず、カスタマイズ性に限界があるため、自社の課題やシステムとの整合性、連携性を確認する必要がある。また、クラウドならではの専門性も求められる。そこで本資料では、要件定義からシステム構築、運用まで、ワンストップでAmazon Web Services（AWS）の導入をサポートするサービスを紹介する。