限界を迎える従来型ファイル管理、「新しい働き方」に対応できる代替手段は？

　在宅勤務やモバイルワークなどの「新しい働き方」が浸透する中、多くの企業で頭痛の種となっているのがファイル管理だ。ファイルサーバをオンプレミス環境に設置する従来型の手法では、「社外からアクセスできない」「同時アクセスができないため順番待ちが発生する」など、業務生産性の低下を招く課題があった。

　また外部とのファイル共有では、既に問題点が指摘されている、パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する「PPAP」を利用する企業が多い。不正持ち出しや紛失による情報漏えいリスクも考慮すると、これにはセキュリティ面で大いに不安があった。そこで新たなファイル共有手段として支持を集めているのが、クラウドストレージだ。

　いつ、どこからでもアクセスでき、単一ファイルの共同編集などリアルタイムの共有も可能。ファイルやフォルダ単位でのアクセス制限に加え、データそのものがクラウド上で管理されるため情報漏えいリスクも抑制できる。本資料では、生産性と安全性の両立を図る上でも有用なクラウドストレージの実力を詳しく見ていく。