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ニュータニックス・ジャパン合同会社

事例

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教育機関のクラウドファーストは難しい? 運用コストや拡張性で考える最適解

教育機関の間でも、財務人事や基幹系サービスなどのクラウド移行が活発化しているが、学校法人特有の会計ポリシーをはじめ、ハードルが多いのが現状だ。コストや拡張性の課題をクリアした京都外国語大学の事例を基に、最適な方法を探る。

コンテンツ情報
公開日 2021/08/17 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.62MB
要約
 2015年からクラウドファースト方針を掲げ、財務人事や基幹系サービスをクラウドに展開した京都外国語大学。同大学では、2013年に移設した外部データセンター内の仮想化基盤の保守満了に伴い、併設校のインフラを統合する案が浮上。パブリッククラウドへの完全移行を目指したが、データベースのコスト増大リスクが課題となり断念。学校法人特有の会計ポリシーがあり、システム運用の変動費を抑える必要があったのだ。

 そこで同大学は、高性能サーバにクラウドプラットフォームを統合したハイパーコンバージドインフラ(HCI)を導入する。ハイパーバイザーの性能面やコスト面の優位性に加え、現場からの「ぜひ使ってみたい」という声も後押しとなり、移行はスムーズに完了。当初予算の約70%のコストで導入できた他、目立ったインシデントも発生していないという。

 また同HCIを活用したプライベートクラウドにより、仮想化基盤の更新と併設校のインフラ統合を同時に実現しつつ、システム運用費を低コストで固定化しながら拡張性の高い環境を実現するなど、期待以上の成果が上がっている。本資料でその実力を詳しく見ていこう。