情報漏えいを阻止せよ！　総合的な保護のための5つの要件

　企業は情報漏えい対策を導入することで、当局の規制遵守、ブランド価値の保全、顧客プライバシーの保護、知的財産の保全など、多くの目的を達成することができる。
　情報漏えい対策の導入に当たっては、第1に、総合的な保護範囲を設定する必要があり、エンドポイントのネットワーク、アプリケーションに対するユーザー行為、コピーやリムーバブルディスクなどに関する物理的行為に対する一貫したポリシー設定が必要となる。
　第2に、コンテンツとコンテクストを意識した深い分析も重要で、誤検知と見落としの最小化が求められる。
　第3は、適切なポリシーの実施によりビジネスへのインパクトを回避することも大切である。
　第4は、一元管理とレポート機能の整備によりポリシーの一貫性、効率性に配慮する必要がある。
　5つ目は混乱とダウンタイム回避のための安定性と互換性の確保である。