コンテンツ情報
公開日 |
2007/05/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
プレミアムコンテンツ |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
872KB
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要約
ITILという言葉や内容を知っている人間は、つい最近までITに関わる者の中でも少数にすぎないのが実情であった。日本のIT事業者やユーザーの最大の欠落点は、技術の変化に追いつくことがあたかも進化のように感じていた一方で、ITの取得をライフサイクルの視点で捉えて、適正化に向けて何をすべきかという点に興味や行動を示してこなかったことである。そのため、ITの適正化のための標準化や仕組みを作ろうとしてこなかった傾向がある。
ITILは、現在世界でもっとも多くの行政・企業などで活用されているITサービスを行うためのベストプラクティス集といえる。1980年代後半に英国政府の手で作成され、その後改定を繰り返し、欧米中心にITサービスのためのフレームワークとして広く活用されている。