Windows Vistaが実現するTCOの削減

　昨今、多くの企業ではモバイルPCにかかわる総所有コスト（TCO）を削減することが最重要課題となっています。PCとそれを維持するインフラストラクチャが、IT予算の30〜45％を占めているため、IT管理部門にとっては、社内ネットワーク外のリソース管理やセキュリティ確保など、モビリティにかかわる新しい課題に対応する戦略とテクノロジを増強することが急務です。

　今回、Microsoftの支援の下、米GCR Custom Researchと米Wipro TechnologiesがモバイルPCの総所有コストについて独自の調査を行いました。この調査の結果、モバイルPCでWindows Vistaおよびその関連テクノロジを利用した場合、Windows XP Proを利用した場合に比べ、TCOをPC 1台当たり年間605ドル（日本円にして年間約7万円）を削減できることが分かりました。