Winny調査のエキスパートが教える情報漏えいの早期発見法

　P2Pネットワーク監視・調査で知られるネットエージェント。同社代表取締役の杉浦隆幸氏は、Winnyの暗号解読などP2Pによる情報漏えい問題解決をはじめ、Microsoft MVP（Consumer Security）を受賞するなど、情報セキュリティ業界をリードする1人だ。これまでハンドリングした情報漏えい事件は400件以上と、幅広く活動している。

　本ホワイトペーパーは「ITmedia エンタープライズ ソリューションセミナー」における杉浦氏の講演内容を収録。これまでの情報漏えい事件・事故対応の経験を基に、今起きている情報漏えい事故の傾向や「いかに情報漏えい事件を公にしないよう対応したか」など、公表された情報だけでは分からない、情報漏えい事件対応の生の事例に触れる。

　さらに、情報漏えいの早期発見や証拠の確保、原因となる持ち出しデータの削除など、実際に有効だった対策や事後の再発防止策にも言及。また、同氏自ら開発に携わったネットワークフォレンジックの先駆けとなる「PacketBlackHole」、WinnyやShareの暗号を解読して情報拡散を防ぐファイアウォール「One Point Wall」といった対策製品・サービスも紹介する。