事例
日商エレクトロニクス株式会社
ヤフーの「爆速経営」に追随できるVDI環境構築を可能にしたHCI導入成功の秘策
ヤフーが掲げるモットー「爆速経営」では、環境変化にスピーディーに対応できる必要がある。VDI導入はその実現の一策だったが、導入検討で“爆速”を阻害する問題が発生した。いかに解決して爆速を可能にしたのか。その秘策を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/08/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
539KB
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要約
「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーにとって必須業務であるWebサイトの登録審査と登録済みサイトのパトロールでは、マルウェア感染のリスクが非常に高い。実際、この業務に用いるPCのマルウェア感染率は一般業務のPCと比べても高いという。
同社は、この問題を解決するためにVDIの導入を決定したが、その際、過大な運用管理負荷と低いパフォーマンスが問題となった。サーバとストレージを別々に管理するため、障害対策が複雑となり、共有ストレージ管理には専門エンジニアが必要になる。また、アクセスが集中する共有ストレージでのI/O性能の確保も困難だった。
同社は、この解決にハイパーコンバージドインフラ(HCI)を導入して物理環境に相当するVDIの反応速度を実現したという。他にも、ネットワークに新規ユニットを接続するだけで拡張可能なスケーラビリティや、障害対応もカバーするサポートパートナーの存在など、同社の「爆速経営」に耐え得るVDI環境構築を可能にした秘策を紹介する。