コンテンツ情報
公開日 |
2017/07/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
20ページ |
ファイルサイズ |
3.28MB
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要約
急拡大を続けるクラウドサービス市場では、独自のメリットを売りにした多種多様なサービスが提供されている。そこで、複数のクラウドサービスのメリットを効率よく取り入れる方法として、マルチクラウドを選択する企業が増えている。
特に、ビジネスの根幹をなすSAPシステムの災害対策を例に考えた場合、最新のSAP S/4HANAをサポートするクラウドサービスの選択に加え、災害リスクの少ない国外へのDRサイト構築を真っ先に考えるユーザーが多いのも事実。
オンプレミスと同様の高いセキュリティレベルと柔軟性を確保したIIJ GIOを選択肢の1つに、そのDRサイトの構築には障害復旧サービスや閉域網接続サービスなどが充実した「Microsoft Azure」(以下、Azure)を利用するといったアプローチがこれに当たる。
このようなマルチクラウドの効果をさらに引き出すためには、サービス間の連携能力も重要となる。本コンテンツでは、SAP S/4HANAのDRサイトを海外リージョンのAzure (GS5インスタンス)上に構築するケースを想定した検証の結果から、大規模災害に備えIIJ GIOとAzureをハイブリッドで活用することによるSAP S/4HANAの国内・国外へのリスク分散手法について紹介する。