製品資料
合同会社シマンテック・ウェブサイトセキュリティ(旧 日本ベリサイン株式会社)
Gmailが赤い鍵マークで警告――電子メールの暗号化が欠かせない理由
「Gmail」で時折表示される赤い鍵のアイコン。これが表示された状態で使い続けるとどうなるのだろうか? 意外と知らない鍵アイコンの意味から、Gmailの取り組みにより注目され始めたメール保護の仕組みについて分かりやすく解説する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
1.03MB
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要約
Googleが提供するメールサービス「Gmail」で、時折表示される赤い鍵のアイコン。その意味か分からないというユーザーは少なくないが、果たしてこのアイコンが表示されたままメールをやりとりし続けてもよいのだろうか。
実は、Gmailではこの警告アイコンによって、メールが暗号化方式の「SSL」「TLS」によって保護されているのかどうか分かるようになっている。赤い鍵が開いた状態であれば、そのメールはSSL/TLS暗号化されていない。そのため、通信の傍受により、メールの内容を見られる可能性がある。
このような盗み見を防ぐため、SSLサーバ証明書を用いて電子メールを暗号化する手法が「POP over SSL/TLS」と「SMTP over SSL/TLS」だ。本コンテンツでは、このGmailの取り組みによりあらためて注目され始めたPOP/SMTP over SSL/TLSについて、その仕組みとメリット、従来のメール暗号化方式「PGP」「S/MIME」との違いなどを分かりやすく解説する。