技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
セカンダリーなのにプライマリーよりも高性能? オールフラッシュの特性
トランザクション要求の高いデータベース用ストレージからオールフラッシュ化してきたが、いよいよファイルストレージにもその波が来た。しかし用途の特性により、実はデータベース用よりも厳しく性能が問われることがある。それはどういうことなのか。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/02/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
288KB
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要約
ストレージの区分として、データベースが利用するプライマリーストレージと、ファイルストレージやオブジェクトストレージなどのセカンダリーストレージがある。システム的観点による呼び分けだが、近年のビジネス的観点でいえば、非定型データが増え、ビッグデータ分析も発展し、むしろ“セカンダリー”の重要性が増している。
高いトランザクション性能が求められるプライマリーにおいては早くからオールフラッシュの流れがあったが、今、セカンダリーにおいてもその波が確実に来ている。
高速性が有効である点はプライマリーもセカンダリーも同じだが、ビッグデータ分析で求められる特性など、違いは多い。例えば、転送帯域幅、容量密度、コスト効率の要求はセカンダリーの方が高いのが特徴だという。その詳細をレポートする。