技術文書・技術解説
富士通株式会社
AIがウイルス対策ソフトの限界を超える――未知の脅威を防ぐ技術とは
コンテンツ情報
公開日 |
2017/02/06 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
1.61MB
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要約
かつてセキュリティベンダーの重鎮が「ウイルス対策ソフトが検知できるのは攻撃全体の45%、残りの55%の攻撃は防御できていない」と発言し、話題を集めた。このことが象徴するように、ウイルス対策ソフトに頼った入り口対策は限界を迎えつつある。
そこで導入が増えているのが、AIを活用したセキュリティ対策だ。機械学習で成長するAIにより、通信データなどから攻撃を短時間で抽出できるようになるほか、人間の目では判断できない特徴をグラフデータから読み取り、誤検知を減らす。
このほかにも、通信データの保存容量を圧縮する技術も開発され、莫大な規模の通信を網羅的に監視・分析することも可能となった。感染端末を1台ずつ調査する従来の手法に比べて、コストと時間を大幅に削減できる。本コンテンツでは、このようなセキュリティ対策の最前線とサイバー攻撃の現状を解説する。