活発化するディープラーニング開発、その源となる専用機のパワーを探る

　撮影した写真を、撮影シーンや被写体の人物で判別し、自動的に分類するサービスなどが登場している。その根幹は、システムが大量のデータから特徴を認識、抽出、学習して、自ら解析できるようになっていく「ディープラーニング」技術だ。

　写真など映像分析のほかにも、音声認識や商品レコメンド、さらには囲碁や将棋をプレーする人工知能まで、具体化したサービスが急速に身近になりつつある。ディープラーニングの研究や活用をサポートする専用機も登場し、この流れはますます加速するだろう。

　実際に、こうした専用モデルのサーバはどのようなチューニングがなされ、どれほどの処理能力を持っているのであろうか。OSやライブラリ、開発フレームワークなどは何が使われるのか、押さえておきたい特徴や情報をまとめて解説する。