オラクルが実現した省スペースで高密度なサーバルーム

　オラクルでは自社製品の検証環境を構築するため、東京都内に7カ所のサーバルームを運用してきた。通常のサーバルームとは違い、機器類の入れ替えが頻繁に行われることが大きな特徴である。

　しかし新ビル建設に伴い、検証用サーバルームはその1フロアに集約され、スペースは従来の4分の1程度となった。そのため高密度なサーバルームになることは当初から想定されており、効率の良い冷却システムが重視された。

　そこでサーバルームの設計段階からAPCのコンサルティング力を活用し、水冷の冷却システムを導入。その結果、周囲の温度を検知し、自動的に最適な冷却能力を提供するため、ラックに気軽に新しい機器を設置することが可能となった。このホワイトペーパーではその詳細を紹介する。