コンテンツ情報
公開日 |
2009/03/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
24ページ |
ファイルサイズ |
2.16MB
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要約
マルウェアの活動はPC・サーバ内のデータ破壊、ネットワークの機能不全といった旧来の活動に加え、データ搾取が最近のマルウェアの主な活動目的となっています。
直接データ搾取活動を行う他にも、それを誘引するためのトロイの木馬やダウンローダなど、マルウェア自身が目的別に作成されており、更にアンチウイルスの検知から逃れるために多くのマルウェアが分単位で形を変え亜種として出回っているのが現実です。感染経路もメール、Web、USBメモリをはじめ、多岐に渡ります。搾取した情報は、当然のように闇の市場で売買されますし、亜種を作成するためのツールも開発され、それ自体が売買されることもあります。
このように、マルウェアを取り巻く環境は細かく分業化され、ひとつの産業が成立しており、且つそれらは刻一刻とその姿を変えているのです。この状況に対し、Kaspersky Labでは様々な検知手法を考案し、マルウェアを中に入れない製品を開発・提案しています。