Google Maps APIで分かるものは「位置だけ」ではない

　当初は拠点の位置情報を知りたいためだけに「Google Maps API」を利用していたが、次第にさまざまな利用方法に気付き、その活用に積極的に取り組むことで多くのビジネスメリットを発掘し、顧客サービスの充実を実現してきた企業が世界中で増加している。

　ある保険会社は支店紹介の一環として位置情報をWebで掲載していたが、その後、自動車修理工場の場所など保険に関連するさまざまな情報を組み合わせることで付加価値が生じることに気付いた。さらにハザードマップの作成を通して、新たなビジネスを立ち上げるきっかけになったという。

　本ホワイトペーパーは、Google Maps APIによるロケーションをベースとした情報の強化策を解説し、新たな価値創造の仕組みを示している。Googleが独自に調査したユーザーアンケートの結果とともに、具体的な活用方法が多数紹介され、企業規模に関わらずビジネスモデルに再構築やイノベーションを起こす指針が読み取れる。