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日本アイ・ビー・エム株式会社

レポート

日本アイ・ビー・エム株式会社

40%の組織でドライブバイダウンロード攻撃を確認、2015年上半期 脅威動向レポート

世界10拠点に展開するセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)の東京拠点より、セキュリティイベント情報の分析レポートが報告された。2015年上半期の日本国内の企業環境で観測された脅威の動向について確認していこう。

コンテンツ情報
公開日 2015/09/17 フォーマット PDF 種類

レポート

ページ数・視聴時間 49ページ ファイルサイズ 3.89MB
要約
 今回発表された『2015年上半期 Tokyo SOC 情報分析レポート』は、セキュリティサービスの拠点としてお客さまのセキュリティ機器を監視・運用し、1日200億件以上の膨大なデータをリアルタイムで相関分析しているIBMセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)の1つであるTokyo SOCが、日本国内の企業環境で観測された脅威動向をまとめたものだ。

 本ホワイトペーパーでは、2015年上半期のセキュリティ脅威動向として、以下のような実態を浮き彫りにしている。

・メール添付型のマルウェアの通信を多数検知
・約40%の組織でドライブバイダウンロード攻撃を確認
・相次ぐ脆弱性と継続する過去の脆弱性への攻撃

 2015年上半期は、メール添付型のマルウェアに感染した端末が外部サーバと通信するケースが目立って検知されている。また2014年下半期に減少していたドライブバイダウンロード攻撃が再び増加傾向に転じており、その90%以上がAdobe Flash Playerの脆弱性を悪用するものであったという。

 日本国内の企業環境を熟知したTokyo SOCによる分析は、多くのユーザーより自社のセキュリティ施策に生かすために参照されており、企業や組織のセキュリティ担当者には、ぜひ確認してほしい内容となっている。