フィナンシャルマルウェアとは？　サイバー犯罪者の戦術と不正な銀行取引を解明

　フィナンシャルマルウェア、それは不正な銀行取引（トランザクション）を可能にする悪意あるソフトウェア。それが今、世界中の経営幹部、リテールバンキングやコマーシャルバンキングの頭取、グローバルコンプライアンスオペレーションのリーダー、リスク管理責任者にとって大きな懸念となっている。詐欺集団は、巧妙化の一途をたどる手法を駆使してオンラインバンキングの顧客から認証情報を盗み出し、その情報を再利用して被害者のアカウントを乗っ取り、新たな送金先に資金を移動するなど、不正なトランザクションを実行している。

　本ホワイトペーパーでは、被害者のコンピュータへの感染、認証情報の収集、不正なトランザクションの実行に際して、サイバー犯罪者が用いる戦術など不正行為のライフサイクルについて解説している。また、「IBM Security Trusteer」が新たな脅威に包括的かつ自動的に対応する、マネージドサービスをどのように提供するかについても紹介している。

　特に金融機関のセキュリティ対策に悩むIT担当者にとっては、サイバー犯罪者の戦略を把握できる内容であるため、ぜひ一度確認してもらいたい。