技術文書・技術解説
KDDI株式会社
パスワードを2万円で売却――「セキュリティ意識の崩壊」が認証を揺るがす
コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/21 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
303KB
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要約
私用と業務用のアカウントに同じパスワードを使い回している人は半数以上――。英IT調査会社Vanson Bourneが、オフィスワーカー1000人を対象に実施したパスワード管理に関する調査の結果だ。さらに、チームメンバーの間でパスワードを共有しているとの回答も20%に及んだという。
「パスワードの使い回しは今すぐやめよ」と従業員に注意するのは簡単だ。だがほとんどの場合、問題の根本的な解決につながらないだろう。従業員はパスワードの使い回しがばれるとは思っていないし、脅威につながるという認識が薄いからだ。上述の調査によると、従業員の14%が150ドルと引き換えにパスワードを第三者に売り渡してもいいと回答したことは、こうした意識を反映している。
企業の情報システムから重要情報を守るセキュリティ対策。その中心要素の1つである認証の根底が揺らいでいる。こうした中、企業が取り得る対策とは何か。TechTargetジャパンの人気記事を再構成した本資料から探る。