技術文書・技術解説
A10ネットワークス株式会社
Webアプリケーションのパフォーマンスを最適化するアプリケーションデリバリコントローラーの選び方
コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/31 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
266KB
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要約
従来のレイヤー4(L4:トランスポート層)だけでなく、レイヤー7(L7:アプリケーション層)にも対応した負荷分散を実現する「アプリケーションデリバリコントローラー(ADC)」が注目されている。ただしL7での負荷分散は、Webアプリケーションのパフォーマンス低下を招いてしまう傾向があり、最適なADCを選択するには注意が必要だ。
L4-L7負荷分散がパフォーマンスに影響を与える原因としては、アプリケーション層の全てのトラフィックを判断して負荷分散を行うこと、またWebコンテンツがリッチ化してSSL/TLSによる暗号化などの処理が必要になってきていることが挙げられる。特に暗号化では1024ビットから2048ビット鍵への移行が多くのユーザーで進められており、それによって最大7分の1までパフォーマンスが低下するケースもあるという。
本ホワイトペーパーでは、こうした負荷のかかるSSLトラフィックも容易に処理し、2048ビット鍵でもパフォーマンスを落とさない最適なADCを紹介している。さらにWAFおよびDDoS防御機能などセキュリティ機能を搭載しつつ、低コストで導入可能なADCの条件を示している。