技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
IDCレポート:41%の企業が導入検討中、ストレージ市場の変化をキーワード「SDS」で読み解く
コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/15 |
フォーマット |
URL |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
555KB
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要約
現在、クラウド、ビッグデータ/アナリティクスなどの第3のプラットフォーム時代への転換となるデジタルトランスフォーメーションによって、ストレージ市場にも大きな変革の波が押し寄せている。既存のストレージ基盤への課題はもちろん、新時代に求められる要件にも対応するため、運用のコスト削減と効率化は避けて通れない。そのトリガーとなる技術の1つが「SDS」だ。
調査会社IDCでは「SDSは、汎用コンポーネントで構成されたコモディティハードウェアを利用し、ソフトウェアスタックによってストレージサービス(機能)を提供するプラットフォーム」と定義している。SDSがもたらす柔軟性、容易な管理、レジリエンス、暗号化、ストレージ階層化に企業の注目が集まっており、今後、SDSによるストレージ運用が急速に進むことは明らかだ。
多くの場合、SDSの導入はハードウェアも含めたコンポーネントとしての導入を意味する。それにより「安定的な稼働」と「ビジネスニーズへの柔軟な対応」の両立が実現するからだ。本レポートは、IBMのSDSを含めた最新ストレージ戦略を例に挙げながら、ストレージ改革における製品ポートフォリオの具体的な変化の内容、将来展望を解説している。