技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
「データを移動させない」処理原理──最新ビッグデータ基盤の採用技術を読み解こう
Netezzaテクノロジーを採用した「IBM PureData System for Analytics」は、データベース、サーバ、ストレージを管理が容易な単一のアプライアンスに統合したシステムである。従来のDWHや高度な分析の在り方を大きく変革し続けるテクノロジーの詳細を見ていこう。
コンテンツ情報
公開日 |
2016/10/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
136KB
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要約
企業の成否の鍵は、最適な情報を遅れずに入手し、適切な意思決定を行えるかどうかにある。しかし、不安定な状況下で起こり得るイベントを予測し、トレンドを把握し、最善の方法を選択するためには、数十億件ものデータを正確に分析しなければならない。
そのため、その情報を提供するプラットフォームは、簡単で確実、かつ素早いものでなければならず、無限に近いデータボリュームやワークロードに対応できる必要がある。また、総所有コストを最小限に抑えながらより多くのユーザーが複雑なワークロードを実行でき、データボリュームが絶え間なく増大し続けてもパフォーマンスを維持できるテクノロジー基盤を備え、長期間使用できなければならない。
このホワイトペーパーでは、Netezzaテクノロジーを採用したデータウェアハウス(DWH)アプライアンス「IBM PureData System for Analytics」の技術概要を詳しく解説している。マルチコアCPU「Massively Parallel Processing」(MPP)と、Netezzaテクノロジー「FPGA Accelerated Streaming Technology」(FAST)エンジンとの結合による圧倒的なハイパフォーマンス、インデックスやチューニングを一切必要としない使いやすさといった、従来のDWHおよび高度な分析の在り方を変革し続けるテクノロジーの詳細を見ていこう。