技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
x86サーバからPower Systemsへ、 Linuxアプリケーションやワークロードの高速化が実現
コンテンツ情報
公開日 |
2015/07/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
786KB
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要約
OSを任意に組み合わせて稼働する「IBM Power Systems」は、仮想化ソリューション「IBM PowerVM」も統合して、優れた拡張性、柔軟性、堅牢性を実現している。Power Systemsは全てのモデルでLinuxが稼働するが、2012年に発表されたLinux専用サーバは、ビッグデータアナリティクス、業界アプリケーション、オープンソースインフラなどの特定のLinuxベースのワークロード用に最適化されているのが特徴だ。
パフォーマンスとスケーラビリティーの最適化によってLinuxアプリケーションやワークロードの高速化を実現することも可能となる。
複雑でエネルギー効率の低いx86サーバで単一のアプリケーションや運用環境専用のサーバを複数台管理している場合は、x86上のLinuxワークロード(専用、仮想化を問わず)をPower Systemsに移行することで、インフラ全体のコスト削減や、変化する処理要求への対応を実現できる。ただし、x86からPower Systemsに移行するLinuxワークロードを選択する際には、検討すべき事項が幾つかある。
本書では、Linuxアプリケーションをx86サーバからPower Systemsに移行する際のベストプラクティスを解説する。PowerVMによる仮想ワークロードの統合や、十分に活用されていないx86システムの統合によって、可用性を高め、ハードウェアとソフトウェアのコストを低減できるだろう。本書を既存Linuxアプリケーションのコストと運用負荷の削減のために役立ててほしい。