コンテンツ情報
公開日 |
2015/06/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
815KB
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要約
T(テラ)バイト級のデータを保管している企業がまず突き当たる課題は、バックアップの時間をどう短縮するかということだ。1Gbpsのネットワークを利用しても、データ転送量は毎秒128Mバイト程度となるので、理論上の計算だと4Tバイト弱のバックアップには8時間がかかる。しかし実際はさまざまな要因で遅延するため、4分の1としても1Tバイトのバックアップに8時間以上はかかることになる。
このような課題を解決するソリューションはさまざまあるが、全国の複数拠点でデータの増加という課題を抱えている場合、課題解決には受け入れ難いコストが掛かることも多い。
本資料は、クラウドストレージとキャッシュゲートウェイを利用した「ファイル単位のバックアップ・アーカイブ」という手法を紹介している。高額なストレージに頼らずとも、大容量バックアップを実現、あるいは万が一の際のシステム復旧の迅速化などに高い効果を発揮し、他拠点でのシステム復旧も可能だ。利用者が過去ファイルをクラウドストレージから手元に呼び出すことも可能で、テープメディアによるデータアーカイブシステムからの切り替えを考えているユーザーにとっても大いに役立つ内容だ。