事例
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社
事例:TOTOの商品開発を支える、ワークステーション仮想化による全社CAE基盤の構築
工業製品の設計・開発工程を支援するCAE基盤は、事業の中核を担うシステムであるため、各事業部門がそれぞれ独自に活用を進めているケースが多い。そのため、企業全体で効率的に活用するにはさまざまな工夫が必要になる。TOTOの成功事例を追う。
コンテンツ情報
公開日 |
2015/05/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
749KB
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要約
CAE基盤は工業製品の設計・開発工程を支援するシステム基盤であり、高度な解析技術が求められるため、高性能なワークステーションを活用していることがほとんどだ。さらに製造業におけるCAE基盤は、単一の部署が構築・運用するだけにとどまらず、製品開発にかかわる複数の部署で利用することが多い。
こうした状況で問題となるのは、各ワークステーションの煩雑な端末管理、不十分なデータ管理である。こうした問題を解決できないままでいると、業務プロセスがスムーズに進まず、開発スピードの鈍化という決定的な障害が発生する。
本ホワイトペーパーは、トイレ、バスルーム、システムキッチンなど、水まわり製品をトータルに提供しているTOTOによるCAE基盤の仮想化導入事例だ。データセンター向けx86サーバを活用し、品質向上や納期短縮に重要な役割を果たすフロントローディング機能を大幅に改善。リモートグラフィックス技術も取り入れて、高度な業務を高い利便性のもとで推進している。