コンテンツ情報
公開日 |
2015/05/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
24ページ |
ファイルサイズ |
2.17MB
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要約
一部の推定では、2014年、世界で10億を超えるeメール、クレジットカード番号、パスワードなどの個人を特定できる情報(PII)の漏えいがあったことが示されている。特に“designer vulns”(名前を持つ危険度の高い脆弱性)は 、2014年を通して継続し、セキュリティリスクの高い年となった。さらに、目立つことなくゆっくりとひそかに新たな亜種になった金融マルウェアCitadelは、今や石油化学製品の販売業者や供給者の他、さまざまなターゲットを標的とするようになっている。
本資料は、IBM X-Force研究開発チームが、新たなセキュリティリスクについて考察した『IBM X-Forceレポート』2015年第1四半期版だ。2014年のセキュリティ全体の総括を詳しく解説するとともに、その対応策について示唆している。情報漏えいの傾向、そして攻撃タイプや影響、業種の傾向、どのような脆弱性が狙われていたか、金融を狙うマルウェアCitadelの亜種についての解説や対応策に加え、かつてないほど高くなっているモバイルアプリケーションの脆弱性、その傾向とよりプロアクティブに対応するために開発者ができる対策について解説する。