構成管理プロセス改善の取り組み　〜管理ツール導入にあたっての考え方〜

構成管理は、実施すべきことが比較的明確で、改善に取り組みやすい管理エリアであり、プロジェクトの初期段階から最終段階まで適用される。そのため構成管理プロセスを改善すると、早期に効果を得やすいともいえる。しかし、プロジェクトのメンバーがほとんど全員かかわるエリアでもあり、最初のステップはハードルを低く設定する必要がある。ここでは、構成管理プロセスの改善の最初のゴールを「トレーサビリティが確保されている」状態と設定し、取り組みステップの勘所を紹介する。