SSDだけでは解決できないボトルネック、ストレージ管理ソフトはどう選べばいいか？

　SANベースのディスクアレイは、高パフォーマンス重視のアプリケーションにとって実用性と有用性の面で限界に達しつつあり、今やHDDのデータ読み書き速度は、最新のアプリケーションや仮想サーバ環境のニーズに対応できなくなっている。その結果、ストレージが企業にとってボトルネックになっているケースは少なくない。

　そのような状況で、HDDのボトルネックを解決する救世主としてフラッシュストレージが注目されているが、その導入には依然として慎重なユーザーも少なくない。コストや運用的な問題だけでなく、導入したフラッシュを最適化するインテリジェントなストレージ管理ソフトウェアがないと、大規模環境でフラッシュの潜在能力を最大限に活用できないこともその理由となっているのだ。

　このホワイトペーパーでは、米IT専門リサーチ会社のEnterprise Strategy Groupのシニアアナリストが、ストレージのパフォーマンスにまつわる課題と展望を示すとともに、ボトルネック解消のカギとなる「適切なストレージ管理ソフトウェアの要件」を詳しく解説する。