緊急要件を自動で優先順位付け──メールの利用スタイルが変わる

　電子メールは「受信箱」のクリックから始まる──その概念を覆すツールが登場した。電子メールやスケジュール機能に加え、これまで別々のツールを使っていたファイル共有やインスタントメッセージ（IM）などのコラボレーション機能を、1つの環境に統合した新しいメール「IBM Verse」だ。自動的に電子メールを優先順位付けする機能を実装し、ユーザーの対策が必要なメールを最適なタイミングで知らせてくれる。しかも、そのメールをすぐに作業に取り掛かれる形にして、どう仲間と共有するかをツールが自動分析してくれるのだ。

　本コンテンツでは、メールチェック、スケジュール確認、ファイル共有などの機能をシームレスに利用する一連の作業をIBM Verseの画面を見ながら解説する。リスト形式で受信メールを表示するこれまでの電子メールソフトとは全く異なるインタフェースだが、操作はクリックでスムーズに進めることができる。百聞は一見に如かず、だ。電子メールの利用スタイルを大きく変える新しいコラボレーションツールの詳細をその目で確かめてほしい。