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日本電気株式会社

事例

日本電気株式会社

全長約4000キロの広域ネットワークをSDNで構築、NEXCO西日本の災害対策とは?

ネットワークの仮想化により、素早い変更対応能力と運用負荷低減などのメリットを提供するSDN(Software-Defined Networking)だが、広域にわたる大規模なネットワークへの導入については不安視するユーザーも多い。そうした不安を取り払うNEXCO西日本の事例を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2015/01/23 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 1.19MB
要約
 西日本地域の高速道路を運営・管理している西日本高速道路(NEXCO西日本)は、45拠点を多様なルートで結んだ全長約4000キロの広域ネットワークをSDNで構築した。導入目的は「災害に強い交通管制システム」だ。各地域の道路管制センターのネットワークを仮想化することで、一部地域の道路管制にトラブルが生じても、別のセンターが管制を迅速に代行できるようになった。分かりやすいGUI画面のコントローラーで、ネットワーク構成変更は数分で可能となり、管制機能の空白を解消している。

 同社の従来のネットワークは道路管制センターと、交通量計測設備や情報提供設備などの高速道路本線上の設備が、4つの地域ごとに個別に接続されていた。そのため、ある地域の道路管制を別の地域で代行するには、設定変更などに時間がかかり、災害発生時の対応に不安を抱えていたという。

 本ホワイトペーパーでは、広域ネットワークに対するSDN導入の実効性を確認できるだけでなく、ネットワークの仮想化によるディザスタリカバリの拡充や柔軟なネットワークがもたらすビジネス創出の可能性についても解説。「災害に強い交通管制システム」作りを目指す同社の取り組みを紹介する。