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        | 公開日 | 2014/08/08 | フォーマット | PDF | 種類 | 事例 | 
      
        | ページ数・視聴時間 | 1ページ | ファイルサイズ | 3.52MB | 
      
    
    
    
    
      要約
      
         楽器、音響機器や半導体の製造・販売を展開するヤマハは、業務改革の一環として、情報システム部を戦略企画系業務に集中させると同時に、東海地震などの災害を想定したシステムの災害対策強化を図ることとした。そのため、ITインフラの運用・保守を外部委託とし、外部DCやクラウドサービスを活用してサーバやデータ移行の実施に取り組むこととなった。
 製品のEOSL(End of service life)と災害リスクの早期回避から、1年間でサーバー約600台を外部DCへ移行・移設したいと考えた同社は、RFP(提案依頼書)作成と設計・実行の2フェーズでプロジェクトを推進、まずITベンダー選択からプロジェクトを開始した。予定通り約1年でプロジェクトを完了し、今後は運用・保守の標準化や自動化でコストダウンを図るという。
 本項では、同社がどのようにしてITインフラ外部委託とDC移転プロジェクトを1年という迅速なスケジュールで遂行したのか、同社のITインフラ概要図や、プロジェクト関係者のコメントともに詳しくリポートする。