コンテンツ情報
公開日 |
2014/04/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
24ページ |
ファイルサイズ |
1.1MB
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要約
現在の教室は過去とは全く異なるものになった。ノートPCやタブレットを用いて授業を受けている生徒も少なくない。また生徒自身も劇的に変化している。インターネットとつながった生活しか知らず、多くの生徒が教員よりもテクノロジーに精通している。
そのような現状で、学校のネットワークはどのように利用されているのだろうか? この資料では、小学校・中学校・高校におけるネットワーク利用状況の調査リポートである。学校では生徒を守るために企業ネットワークよりも厳しい管理が行われていると思われがちだ。しかし調査結果からは、学校が承認していないHamachiやTor、UltraSurf、Gpassといった、いわゆる暗号化トンネルアプリケーションの利用は、企業ユーザーの利用頻度と変わらないことが分かった。さらには小中高校のネットワークで最も利用されている外部プロキシの利用頻度は、企業環境のほぼ2倍であることが分かった。
P2Pをはじめとするファイル共有サービスやソーシャルネットワーキングの利用状況などもまとめられているので、学校におけるネットワークの利用状況の全体把握やその危険性認知のために役立ててほしい。