技術文書
日本アイ・ビー・エム株式会社
「IBMソフトウェア事業部門での3億米ドル節減」を実践した方法とは?
数千のビジネス・パートナー企業やサプライヤー企業と連携し、年間990 億米ドルを超える収益を上げるIBM。現在、IBMソフトウェア事業部門には世界各国に約26,000 人の開発者がいます。このホワイトペーパーは、IBMソフトウェア事業部門でのアジャイル開発野の事例をご紹介します。
コンテンツ情報
公開日 |
2012/08/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
702KB
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要約
組織全体で活用されている開発手法に関する調査により、一部のチームが反復型(イテラティブな)開発アプローチを利用していたにもかかわらず、多くのチームが依然として従来型のウォーターフォール開発モデルを利用し、課題に直面していたことが判明しました。
チームは長期に渡り、開発要求に取り組むことが頻繁にあり、開発中に要求が変更され、時間を無駄にしていました。さらに、開発後期の段階で、設計変更要求への対応に非常に高いコストがかかっていました。アーキテクチャー部門は、効率的なコラボレーションや資産の再利用に必要なツールや手法がチームに備わっていないために、コードの一貫性やコードの品質、開発者の生産性が不十分な水準であることも認識できました。
この取り組みは改革をサポートし、お客様と市場のニーズにより素早く対応できるように、アジャイル開発、コラボレーションと可視化の強化、資産の再利用を推進する方法を模索しはじめました。その効果を解説します。