コンテンツ情報
公開日 |
2008/01/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
437KB
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要約
米国のシンクタンクPonemon Instituteの最近の調査によると、過去2年間で多くの企業が何らかのデータ損失を経験しており、その原因のほとんどは内部の過失によるものという事実が明らかになった。情報資産は今や組織の心臓部であり、偶発的または故意により発生する情報漏えいは、コンプライアンスや事業の継続性、組織の競合上の優位性に対して非常に大きなリスクとなる。
従来の情報漏えい対策では、この増大する問題に対応するため、データ送信やメールなどを介した通信トラフィックをキャプチャーし、キーワードやパターン分析(正規表現)を用いてコンテンツを認識、管理する方法が多く用いられてきた。しかし、この方法ではデータの機密性を判断する精度が低く、複雑な問題には十分対処できないことから、ソリューションとして扱いにくい傾向があった。そうした中で現在、「情報の意味を評価して」機密性の高いデータを監視、管理できる新しい技術「Deep Content Control」が企業から注目を集めている。