QCD改善を推進し、リードタイム短縮や品質安定、コスト低減を実現するためには、営業や生産管理、品質管理、設計などの部門を問わず、業務効率化を行うことが欠かせない。しかし、部門間や取引先との情報伝達に時間がかかる、図面・検査成績書の履歴を追えない、原価や歩留まりの集計を紙やExcelで手作業にて行っていて工数がかかる――といった課題を解消できていない企業は多い。
そこで注目されているのが、現場主導で業務アプリケーションを作成できるノーコード開発ツールだ。実際に日産自動車では、拠点ごとにバラバラだった部品価格データを基幹システムからクラウドに連携させ、通貨の異なる拠点間での部品の価格比較をボタン1つで行えるようになったことで、属人化解消と工数削減に成功。また他の企業では、不具合情報の管理を紙からデジタルに一元化し、クレームが月間0件を達成する月も出るなど、攻めの歩留改善を実現したという。
本資料では日産自動車を含む合計9社の事例を紹介している。製造現場の課題を解決し、業務変革を実現するためのヒントが、きっと見つかるはずだ。