クラウドコンピューティングの導入によって多くのメリットがもたらされた一方で、企業は新たな課題に直面している。その中でも特に重要となっているのがセキュリティだ。近年のある調査によると、人材不足は改善傾向にあるにもかかわらず、この分野の雇用はまだ成長すると考えられており、クラウドセキュリティは圧倒的に需要の高いスキルセットとなっている。
こうした中、クラウドセキュリティ資格のベンチマークとして注目されているのが、Certified Cloud Security Professional(CCSP)だ。ベンダーニュートラルな資格であるCCSP保持者はクラウドセキュリティに対する網羅的知識を有していると証明されるため、各ベンダーが提供するネイティブ資格と比較しても雇用において好まれやすく、給与や待遇が高くなる傾向にある。
本資料では、クラウド利用の拡大とともにセキュリティを再考すべき理由を、複数の調査結果を基に考察する。その上で、クラウドセキュリティに必要なスキルセットや、キャリアパスの確立をはじめとした資格取得のメリットについて解説する。