コストと機能のバランスが最適、海外拠点に特化したERPで変わる経営管理

　海外、特にタイやシンガポール、ベトナムなどの東南アジア諸国に、中小規模の拠点を展開する企業にとって、拠点ごとの経営状況の可視化や、経営データの集計の効率化は、喫緊に取り組むべき課題となっている。現状では多くの企業で、拠点ごとにバラバラのシステムが使われており、このことが課題解決に向けた取り組みの阻害要因となっているのだ。

　一方で、中小規模の拠点向けに、コストと機能のバランスが最適化された基幹業務向けソリューションはまだ少なく、全社的な統合管理が可能な大規模かつ高コストの選択肢が多くを占めるという現実がある。こうした状況を打開するものとして登場したのが、クラウドベースで提供され、事業や拠点の規模に合わせて導入できる、多言語対応のERPサービスだ。

　本コンテンツでは、海外拠点管理に特化したクラウド型の会計・ERPサービスについて、その機能によってカバーできる業務範囲やグローバルでの導入実績を、事例を交えながら紹介する。海外拠点における業務の精度と効率、内部統制に課題を抱えている企業は、ぜひ確認してほしい。