ITの成功は、複雑なデジタルサービスを通じて提供される優れた顧客エクスペリエンスにかかっている。ただ、マルチクラウド環境、コンテナベースのアプリケーション環境などに加え、アジャイル、DevOps、サイト信頼性エンジニアリングなどの組織的作業を含む技術が採用されるようになったことで、人力での拡張や管理が困難なまでに複雑性が増大し続けている。
これに対処する手段となるのが自動化ソフトウェアだ。もともとは小規模な自動プロセスしか対応できなかったそれは、チーム横断的なプロセスも統合する自動化プラットフォームに進化している。そこで、その導入企業はどのような価値とベネフィットを得ているのか、中でもオープンソースベースのIT自動化ソフトウェアにフォーカスし、企業調査を行った。
見えてきたのは、インフラ管理を30%効率化、ネットワーク管理を29%効率化、年間アプリケーション開発数を39%増加するといった、多様なビジネス価値だ。本資料からは、これらの成果のみならず、IT自動化をどう活用すればよいのか、成功企業のノウハウも学べるだろう。