クラウドへの“無駄”な支出から考える、運用効率化の取り組み

　多くの人々が日々のビジネスの現場で実感している通り、インフラストラクチャとしてのクラウド市場は急拡大しており、ある調査によると、IaaSへの全世界の年間総支出額は7.4兆円にも上るという。しかしその影で、クラウドへの支出のうち2兆円、割合にして20％から35％が無駄なものになっていることを見過ごしてはならない。

　では、クラウド運用における無駄な支出は何で占められているのか。アイドル状態のまま使われないリソースやオーバープロビジョニングはその典型だが、他にも必要なリソースを手動で確認することを余儀なくされるといった生産性の低さや、全社的なガバナンスや監視の欠如によるリスクが、無駄な支出を生む要因となっているという。

　本コンテンツは、クラウド運用の効率化とコスト管理をメインテーマとして開催されたセミナーの、オープニングセッションの模様を収録した動画だ。クラウドへの支出に“無駄”が生まれる理由、それらを解消するためにはどのような取り組みが求められるのか、また、どのようなITツールが推奨されるのかについて言及する。