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アマゾン ウェブ サービス ジャパン 合同会社

製品資料

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サーバレス開発で考慮すべき「べき等性」とは何か? 概念や実装パターンを解説

アプリケーション開発においてサーバレスやマイクロサービスの採用が増える一方で、「べき等性」と呼ばれる概念を考慮する必要があることは、あまり知られていない。その概念や注意点、実装の基本パターンについて、分かりやすく解説する。

コンテンツ情報
公開日 2021/07/16 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 10ページ ファイルサイズ 2.04MB
要約
 要件が定まりにくいDXプロジェクトで、サーバレスやマイクロサービス型アプリケーションの活用を検討するケースが増えている。いずれの手法も、1つの処理単位が小さく、独立しているという特徴があり、機能改修や処理能力の拡張がしやすいという強みを持つ。しかし、これらの手法を採用する上では「べき等性」と呼ばれる概念を考慮する必要がある。

 これは「ある操作を1回行っても複数回行っても結果が同じである」ことを指す概念だ。例えば注文処理で、ユーザーの誤操作による同注文の複数回登録を防ぐには、確定ボタンを連続して押せない画面インタフェースを設計する方法が考えられる。だが、ネットワークの問題などにより、それだけでは重複リクエストを防げない場合もある。そのため、サーバ側で同じ注文処理であることを認識し適切に処理できること、つまりべき等性が保証されることが重要となる。

 またマイクロサービスやサーバレスではステートレスな処理/関数の実装が求められるが、このこともべき等性と強い関連があるという。本資料では、べき等性の概念から注意点、実装の基本パターンについて、分かりやすく解説する。