何をどうペーパーレス化する？　テレワーク推進でのポイントと注意点とは

　テレワーク推進の鍵となるペーパーレス化は、効果が高い「経費精算」のシステム化や電子化を中心に進められることが多い。しかし、各種申請のシステム化以外にも、見積書・請求書を電子化したい、稟議書を電子化したいなど、そのニーズは会社によって異なるもの。何をペーパーレス化するのかによって必要なツールは変わってくるため、まずは自社の状況を見極め、それに合った製品を選びたい。

　また、システム導入だからといって情報システム部門に任せきりにするのではなく、実際に使う現場部門と共同でプロジェクトを推進していくという視点も忘れてはならない。例えば経費精算の申請では、主幹する経理部門が参加しなければ、申請後にどのように処理するのかが分からず、本当に効果のあるペーパーレス化は望めないからだ。

　このように、一口にペーパーレス化といっても、「何をペーパーレス化するのか」「どう進めていくのか」など、その推進で考えなければならないポイントは多数ある。本資料では、経費精算の電子化を例に挙げ、ペーパーレス化を推進するポイントや注意点を解説する。