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日本オラクル株式会社

事例

日本オラクル株式会社

定番クラウドから乗り換え、データ増に悩む不動産テック企業が選んだ移行先は

不動産に約3万件の情報をひも付け、投資情報サービスを提供する不動産テック企業、Propre Japan。好調なビジネスとともに増加するデータ量に対応するため、同社は定番クラウドサービスからの乗り換えを決断した。

コンテンツ情報
公開日 2020/12/08 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 743KB
要約
 ビッグデータから価値を生み出している分野の1つが、不動産投資だ。その1社であるPropre Japanは国内外の不動産情報を収集・整理し、不動産データプラットフォームとして顧客に提供している。だが、事業拡大とともにデータ増加が無視できなくなってきた。1日に収集される情報は約1600万件、リアルタイムに処理するビッグデータは億単位に及んでいるという。

 これほど膨大なデータに対応するため、同社は大手クラウドサービスで、7~8台のクラスタ構成によるインメモリDBを利用してきた。しかし、大容量メモリのサーバは費用が高く、データを最適配置する運用が前提になる。この仕組みの構築とパフォーマンスのチューニングには最低でも5~6人月の工数が必要となる上、運用開始後も管理やチューニングの手間をかけ続けなければならない。

 この課題を解消したのが、クラウドサービスの乗り換えという判断だった。従来の構成を変えずに、サーバやネットワークコストを削減でき、さらにチューニングの手間なく高性能を引き出せるサービスの存在を知ったのだ。本資料では、ビジネス拡大を見据えた同社のクラウド間移行プロジェクトと、その成果を紹介する。