レポート
SAS Institute Japan株式会社
IoTの効果はAIで進化する、グローバルな企業調査で見えたIoTの現在・未来
AIとIoTを組み合わせる「AIoT」が今、急速に台頭している。IoTの可能性を最大限に引き出すには、膨大なデータの処理にAIを利用するのが効率的だ。ビジネスリーダーへの調査を通じ、AIoTが企業にもたらす競争優位性を探った。
コンテンツ情報
公開日 |
2020/11/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
レポート |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
1.53MB
|
要約
主要業界のビジネスリーダーへの調査報告によると、AIとIoTを組み合わせた「AIoT」の導入が急速に進んでいるという。これはIoTが生み出す大量データの処理が従来の手法では追い付かないという課題も影響している。進化し続けるIoTのデータを全て利用するには、AIやアナリティクスが不可欠だ。
実際、IoT業務にAIを活用し始めた企業の90%が、期待以上の価値が得られたと回答している。ITチームにとって幸いなことに、評価の高さは経営幹部ほど高まる傾向にあった。また、こうしたAIoTへの理解度の高い経営幹部は増加傾向にある。ここ2~3年で、最高データ責任者(CDO)からCEOに昇格するケースが増えているのだ。
それだけでなく、IoTだけを利用する企業と、AIoTとして利用する企業を比較したところ、競争力の主要な項目でいずれも10~20%前後の優位性が確認された。本資料では、こうしたIoTとAIのビジネス活用における現状調査により、成功につなげる知見を提供している。先行企業が実現しているデータ活用のヒントをつかんでほしい。