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日本ヒューレット・パッカード合同会社

事例

日本ヒューレット・パッカード合同会社

社内100%仮想化しながらもパフォーマンスは25%アップ。使われたIT基盤は?

レガシーインフラをハイパーコンバージドに全面移行した大手製紙企業では、166Uあったサーバラックを12Uまで削減、スペースと電力コストを削減できた。完全仮想化にもかかわらずパフォーマンスアップした理由とその効果を解説する。

コンテンツ情報
公開日 2018/04/04 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 3ページ ファイルサイズ 852KB
要約
 レガシーなインフラを放置すれば仮想化の足かせとなってしまう。米国の大手製紙企業NewPageは、コアアプリケーションの95%を仮想化環境で運用することに成功しながら、サイロ化して融通のきかないインフラのせいで完全仮想化を実現できずにいた。この環境は維持コストも高く、ITチームの予算も圧迫していた。

 そこで、ITチームが注目したのが、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)だ。拡張性が大幅に向上し、従来仮想化移行による影響が予測できなかったアプリケーションまでも統合可能になる。また、LUN(Logical Unit Number)の割り当てやリサイズといったSAN管理のための作業も不要になるため、運用効率の向上も期待できる。

さらに、独自のインラインの重複排除、圧縮、最適化機能により、これまでのIOデータ量と比較して628TBの節約を可能にした。これらはシステムが使用するストレージ容量の削減にも役立ち、24分の1まで容量を削減できた。

 コストメリットも大きく、従来使用してきたSAN対応ストレージ1台の維持コストで、4台のHCIを購入し、2年以内に投資を回収できることが分かった。この“いいとこ取り”なHCIの導入によって、同社のIT環境がどう変わったのか、本コンテンツで紹介する。