ハイパーコンバージドインフラの見極め方――重要ポイントを徹底検証

　現在、多くの企業がサーバ、ストレージ、SANの3階層アーキテクチャから、統合ソリューションへのアップグレードを図っている。その有力な選択肢であるハイパーコンバージドインフラ（HCI）にも、さまざまな選択肢があり、どの製品を選べばよいのか判断できずにいる企業も少なくないはずだ。

　しかも、その選定基準となるのは、管理の合理化やコスト削減効果だけではない。HCIの導入を成功させるためには、データベースやストレージ、稼働率など、全体的なパフォーマンスを知ることが重要だ。そこで本コンテンツでは、2製品の比較を通じて、それぞれの項目についてどの程度の差が生じるのかを解説する。

　テストは「データベースパフォーマンス」「1分および1ドルあたりのデータベースオーダー数」「システムディスクレイテンシ」「プロセッサ使用率」といった観点で実施。構成方法やワークロードの内容なども詳細に分かるため、システム移行の検討材料として役立つ。