事例
株式会社ジャストシステム
複数拠点のトレンドを一目で把握可能に――事例に学ぶBIツール活用術
ERPから精度の高いデータを収集できるようになれば、次はデータ活用のステップだ。しかし、肝心のBIツールの導入でつまずく企業は少なくない。自動車の重要保安部品を手掛けるTHKリズムも、その導入に悩んだ企業の1社だった。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/10/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.2MB
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要約
自動車の重要保安部品の開発と製造を担うTHKリズムは、グローバル拠点の管理を徹底するべくERPを導入した。その活用が軌道に乗り、収集データの精度も高まった同社が、次のステップとして見据えたのがBIの導入だ。それまではERPのデータをExcelで加工していたため、属人性が排除できず、情報共有に課題があった。
ただ、従来型のBIは一般的なデータベースと異なるキューブ(多次元データベース)の構築が難しく、同社もこの段階で導入につまずいてしまった。しかし、ERPのグローバル展開が進み、データ活用のニーズは高まっていく。そこで同社が注目したのが、導入が容易な簡易BIツールだった。
決め手となったのは、導入の容易さはもちろん、低コストでスピーディに構築・利用できることだ。BIの活用のポイントである「まず作って利用し、現場の要望を取り込んで成長させる」ことを実践できる。この導入が当たり、役員をはじめ誰もがグローバルのトレンドを一目で把握できる仕組みができたという。同社のプロジェクトを詳しく見ていこう。